ヤリスクロスの維持費、中古で買って半年でいくら?実額を月割り・年間で公開

維持費

中古で車を買うと、購入後にどれくらいお金がかかるのか——気になりますよね。私は中古のヤリスクロスを買って、半年が経ちました。この記事では、その半年で実際にかかった維持費を、包み隠さず公開します。

しかも、ただ金額を並べるだけではありません。車検やタイヤのように「たまにかかる大きな出費」も含めて、すべて月割り・年間に換算しました。家計簿をつけている方が、そのまま自分の家計に組み込めるようにしています。

先に結論をお伝えすると、私の場合、維持費は月あたり約3万円、年間で約36万円でした。中でも意外と大きかったのが、タイヤ代です。詳しく見ていきましょう。

まず結論:ヤリスクロスの維持費は月約3万円・年間約36万円

細かい内訳の前に、まず全体像をお見せします。私が中古のヤリスクロスを買って半年、かかった維持費を項目ごとに整理し、月あたり・年間に換算したのが次の表です。

※車検・メンテナンスパック・タイヤは「毎月」ではなく「数年に一度」の出費なので、使用年数で割って月割りに換算しています。前提となる年数も表に記載しました。

項目実額前提月あたり年間換算
自動車税30,500円毎年2,542円30,500円
自動車保険79,800円毎年6,650円79,800円
ガソリン52,500円半年実績8,750円105,000円
車検(メンテパック込)136,017円2年ごと5,667円68,008円
タイヤ(夏・冬)320,000円5年想定5,333円64,000円
洗車・消耗品7,000円半年実績1,167円14,000円
合計——約30,100円約361,300円

こうして並べると、月あたり約3万円。年間だと約36万円です。次の章から、それぞれの項目を詳しく見ていきます。

維持費の内訳を項目ごとに公開

① 自動車税:年30,500円(月2,542円)

毎年かかるのが自動車税です。私のヤリスクロスは30,500円でした。自動車税は排気量によって決まるので、車種によって金額が変わります。毎年5月ごろに納税通知書が届き、まとめて支払う形です。月割りにすると約2,542円になります。

これは車を持っている限り、毎年必ずかかる固定費です。避けようがない費用なので、維持費として最初に見込んでおくべき項目といえます。

② 自動車保険:年79,800円(月6,650円)

任意保険の保険料は、年間79,800円でした。月に換算すると6,650円です。

「少し高めでは?」と感じた方もいるかもしれません。実は私、この保険に車両保険をつけています。中古車を買い、初めてSUVに乗ることになり、車幅の感覚や取り回しに慣れるまで、正直けっこう不安がありました。「万が一、ぶつけてしまったら…」という心配が拭えず、悩んだ末に車両保険をつけることにしたんです。その分、保険料はやや高くなりました。

車両保険をつけるかどうかは、車の価値や運転への慣れ、予算によって変わる部分です。運転に慣れている方や、車両保険が不要と判断できる方なら、ここはもっと抑えられます。保険料は、補償内容・等級・年齢・車種などで大きく変わるので、あくまで私の場合の一例として見てください。

保険は毎月かかる固定費なので、維持費の中でも見直しの効果が大きい項目です。数年見直していない方は、一度比較してみると、同じ補償でも安くなることがあります。

③ ガソリン代:半年で52,500円(月8,750円)

半年間のガソリン代は、合計で52,500円でした。月あたり8,750円ほどです。これは私の走行距離や乗り方によるもので、通勤や買い物でどれくらい乗るかによって、人それぞれ変わってくる部分です。

維持費の中では、保険と並んで「毎月かかる」代表的な費用。乗り方や燃費で差が出るところなので、燃費のいい運転を心がけると、ここは抑えられます。

④ 車検(メンテパック込み):136,017円(2年ごと・月割り5,667円)

初回の車検でかかった費用は、総額136,017円でした。この金額には、車検のときに任意で加入したメンテナンスパック(33,000円)も含まれています。車検は2年に一度なので、月割りにすると約5,667円。まとまった金額に見えますが、月で考えると、意外と負担感は小さくなります。

車検費用の詳しい内訳(法定費用・整備・メンテパックの分け方や、ディーラーとカー用品店の比較)は、別の記事で実際の見積書とあわせて公開しています。

ヤリスクロスの車検費用を実際の見積書で公開した記事はこちら
ヤリスクロス車検費用は136,017円|ディーラーとオートバックスを実際に比較
ヤリスクロス車検費用は136,017円|ディーラーとオートバックスを実際に比較「ディーラーの車検は高い」——そんなイメージから、カーショップやガソリンスタンドで済ませようか悩んでいませんか。先に結論をお伝えすると、ヤリスクロスの純粋な車検費…

また、この136,017円に含まれるメンテナンスパックが「本当に必要なのか」「元は取れるのか」を、6つのコースと損得計算で詳しく検証した記事も別にあります。

メンテナンスパックの損得を実体験で計算した記事はこちら
車検のメンテナンスパックは必要?33,000円のパックの損得を実体験で計算してみた
車検やディーラーの見積もりで、「メンテナンスパック」を勧められて悩んでいませんか。3万円前後の金額が上乗せされるので、「これって本当に必要?」「付けたら損なのでは?」と迷う方は多いと思います。先に私の結論をお伝えします。私は中古で買ったヤリ…

⑤ タイヤ代:夏・冬で320,000円(5年想定・月割り5,333円)

そして、今回いちばん大きかったのがタイヤ代です。中古で購入したあと、夏タイヤとスタッドレスタイヤ(冬タイヤ)を、両方そろえました。金額は、夏タイヤ(ホイール付き)で約15万円、冬タイヤ(ホイール付き)で約17万円。合わせて約32万円です。

正直、ここまでかかるとは思っていませんでした。ヤリスクロスはSUVでタイヤサイズが大きめなこと、そして雪が降る地域では、スタッドレスタイヤ(冬タイヤ)も必須になることが、大きな理由です。

タイヤは数年使うものなので、5年使うとして月割りにすると約5,333円。月で見ると、車検と並ぶ大きな負担だと分かります。「維持費にタイヤも入れて考えないと、あとで慌てる」——これは、実際に払ってみて痛感したことです。

ちなみに、私がホイール付きで購入したのには理由があります。ホイールが付いていないと、夏・冬でタイヤを替えるたびに、ホイールからタイヤを組み替える作業が必要になります。これは手間や工賃がかかるうえ、タイヤ自体にも負担がかかると聞きました。

ホイール付きで夏・冬の2セットを持っておけば、シーズンごとにホイールごと丸ごと履き替えるだけで済みます。次回以降はタイヤ本体だけを買い替えればいいので、長い目で見れば、最初にホイールをそろえておくほうが合理的だと考えました。初期費用は高くなりますが、その分、あとがラクになる選択です。

使ったタイヤは、どちらもブリヂストンです。夏タイヤは静粛性に定評のある「REGNO(レグノ)」、スタッドレスは「ブリザック WZ-1」。サイズは16インチ(205/65R16)です。なぜこの2つを選んだのか、選び方や使い心地の詳細は、別記事で詳しくまとめる予定です。

なお、タイヤはメーカーやグレード、ホイールの有無で価格が大きく変わります。私はホイール付きで夏・冬をそろえたので約32万円かかりましたが、ホイールなし(タイヤのみ交換)でグレード次第で、費用は変わります。参考までに、16インチ(205/65R16)でタイヤのみ4本を選ぶ場合、2026年時点でおおよそ次のくらいが目安です。

  • 夏タイヤ4本:中間グレードで約4〜7万円(格安ブランドならさらに下)
  • スタッドレス4本:中間グレードで約6〜10万円

これに交換工賃が加わります。「安全性や快適性を重視して良いタイヤを選ぶ」か「コストを抑える」かは、予算と価値観で選べる部分です。※価格は変動するため、あくまで2026年時点のおおよその目安としてご覧ください。

また、雪が降らない地域にお住まいなら、スタッドレスの分はかからないので、タイヤ代はさらに下がります。夏・冬それぞれの選び方や、実際の購入の内訳は、別記事で詳しくまとめる予定です。

⑥ 洗車・消耗品:半年で7,000円(月1,167円)

洗車用品や、撥水剤などの消耗品で、半年に7,000円ほど使いました。私は自分で手洗い洗車をしているので、洗車代そのものはかかっていません。この7,000円は、洗車グッズやコーティング剤などの費用です。

洗車を店に頼む場合はもう少しかかりますが、自分でやると用品代だけで済むので、ここは抑えやすい項目です。

【月割り・年間換算】家計簿に組み込むといくら?

ここまでの費用を、あらためて「毎月かかるもの」と「たまにかかるもの」に分けて整理してみます。家計簿に組み込むときの参考にしてください。

毎月かかるもの

  • 自動車税:月2,542円
  • 自動車保険:月6,650円
  • ガソリン:月8,750円
  • 洗車・消耗品:月1,167円

これらは毎月、確実に出ていく固定費です(自動車税は年1回払いですが、月割りに換算しています)。合わせて月あたり約19,100円。

たまにかかるもの(月割り換算)

  • 車検(メンテパック込み):月割り5,667円(2年ごと)
  • タイヤ:月割り5,333円(5年想定)

これらは数年に一度の大きな出費ですが、月割りにすると合わせて約11,000円。毎月の固定費と合わせると、月あたり約30,100円——これが、私のヤリスクロスの維持費の実態です。

ポイントは、「たまにかかる出費」を月割りで先に見積もっておくこと。車検やタイヤは、忘れた頃にまとまってやってきます。毎月3万円かかると分かっていれば、その分を少しずつ準備でき、いざというときに慌てずに済みます。

私の場合はかからなかった費用(ローン・駐車場)

なお、私の維持費には含まれていないけれど、人によっては大きくかかる費用もあります。ここは正直にお伝えしておきます。

  • 駐車場代:私は自宅に駐車スペースがあるため、かかっていません。月極駐車場を借りる場合は、地域によって月数千円〜数万円が上乗せされます。
  • ローン:私は一括で購入したため、ローンはありません。ローンを組んでいる場合は、その返済額が毎月の負担に加わります。

つまり、駐車場を借りていたり、ローンを組んでいる方は、私の月約2万9,000円に、さらにその分を上乗せして考える必要があります。ご自身の状況に当てはめてみてください。

半年乗ってみて感じた、維持費を抑えるコツ

最後に、実際に半年乗ってみて感じた、維持費を抑えるためのポイントを挙げておきます。

① 洗車や簡単な手入れは自分でやる

洗車を自分でやるだけでも、その都度の洗車代がかからず、用品代だけで済みます。無理のない範囲で自分でできることを増やすと、地味に効いてきます。

② 保険は定期的に見直す

毎月かかる固定費である保険は、見直しの効果が大きい項目です。同じ補償内容でも、保険会社によって保険料が変わることがあります。数年見直していないなら、一度比較してみる価値があります。

③ 大きな出費は「月割り」で先に備える

車検やタイヤのような大きな出費は、月割りで把握して、少しずつ準備しておく。これだけで、急な出費に慌てなくなります。維持費は「見える化」するだけで、ぐっと管理しやすくなります。

まとめ|維持費は「月割り」で考えると管理しやすい

中古で買ったヤリスクロスの、半年間の維持費を公開してきました。最後に要点を振り返ります。

  • 半年の実績をもとにすると、維持費は月あたり約3万円、年間で約36万円だった。
  • 毎月かかるのは自動車税・保険・ガソリン・洗車用品で、月約19,100円。
  • 車検(メンテパック込み)・タイヤは数年に一度の出費だが、月割りにすると約11,000円。
  • 中でもタイヤ・ホイール代(夏・冬で約32万円)が予想外に大きかった。SUVで雪国だと、ここは要注意。
  • ローンや駐車場代がある人は、さらに上乗せして考える必要がある。

車の維持費は、まとまった金額に見えても、月割りにして「見える化」すれば、意外と管理できるものです。特に車検やタイヤのような大きな出費を、月割りで先に備えておくと、家計の見通しが立てやすくなります。これから中古車を買う方の、参考になればうれしいです。

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