結論から言うと、洗車は自分でやると、コストを抑えられて、愛車の状態にも気づきやすくなります。コツさえ押さえれば、傷をつけずにきれいにできます。
私は、洗車を自分でやっています。プロに頼めば楽ですが、月に何度もとなると費用もかさむし、何より自分でやると、愛車の小さな変化に気づけるのが良いです。この記事では、私が実際に使っている道具から、洗う順番、傷をつけないためのコツ、撥水のかけ方まで、そのまま紹介します。これから自分で洗車を始めたい方の、参考になればうれしいです。

なぜ、自分で洗車するのか
実は、以前アクアに乗っていたころは、自分で洗車はしていませんでした。ガソリンスタンドの手洗い洗車を頼んだり、洗車場の洗車機を使ったり——人や機械に任せる洗車でした。それを、自分の手で洗う洗車に切り替えました。
一番の理由は、洗車傷のつき方や、撥水のかけ方を、自分の好きなように設定したかったからです。任せる洗車だと、どうしても「どんな洗い方をされているか」「どんなコーティングか」が自分でコントロールできません。自分でやれば、傷をつけないよう気をつけながら、好きな撥水剤で仕上げられる。愛車を自分の思うように手入れできるのが、自分洗車の一番の魅力です。
もちろん、コストの面もあります。洗車を店に頼むと毎回それなりにかかりますが、自分でやれば道具代だけです。そして、自分で洗っていると、「ここに小さな傷がある」「タイヤの汚れ方がいつもと違う」といった愛車の変化に気づけます。これは、車を長く大事に乗るうえで、地味に役立ちます。
ひとつ、私ならではの事情もあります。自宅には庭があり、野菜や花を育てています。そのため、洗車の薬剤が庭に影響しないよう、洗車場に行って洗っています。意外だったのは、洗車場は水を使うだけでも利用してよかったことです。以前は「洗車場では、水もシャンプーもしっかり使わないといけない」と思い込んでいましたが、水だけの利用でも問題ないと知って、気軽に通えるようになりました。
私が使っている洗車の道具
結論:道具は、洗車専門ブランドのものを中心にそろえると、扱いやすく仕上がりも安定します。私が実際に使っているものを紹介します。
私が愛用しているのは、主に「ながら洗車」というブランドのアイテムです。実際に使っている道具は、次のとおりです。
- タイヤ・ホイール用ブラシ:足回りの汚れを落とす専用ブラシ
- ノータッチUV:タイヤをきれいにする洗浄剤
- 15L用のバケツ:洗車用の水をためる
- カーシャンプー(ながら洗車 スノーシャンプー):泡で洗うシャンプー
- シャンプーミット(ながら洗車):手にはめて洗うミット
- ビギナーズラック(ながら洗車):拭き取り時に使うアイテム
- タオルモンスター(ながら洗車)/大判タオル/マイクロファイバータオル:拭き上げ用のタオル各種
- フクピカ:手軽に拭ける洗車シート
- ガラコ:ガラスの撥水剤
- ガラスリムーバー/ガラスポリッシュ:半年に1回の油膜剥がし(後述)で使う、古い被膜を落とす・磨く用品
最初から全部そろえる必要はありません。まずはバケツ・カーシャンプー・洗うミット・拭き上げタオルがあれば、基本の洗車はできます。撥水剤やタイヤ用品は、慣れてきてから足していくのがおすすめです。
泡に粘度があって、ミットを滑らせるように洗えるのが気に入っています。ゴシゴシこすらずに済むので、傷が気になる人にこそ使ってほしい一本です。
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定番ですが、やっぱり間違いない撥水剤。雨の日の視界が本当に変わります。フロントガラスに塗っておくと、運転のしやすさが段違いです。
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半年に1回の油膜剥がしに。これでリセットしてからガラコを塗ると、撥水の効きがよみがえります。撥水が最近効かないな、という人に。
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洗車の手順——私のやり方を順番に
結論:ポイントは「タイヤ(足回り)から先に洗い、そのあとは上から下へ」。この順番だと、汚れを効率よく落とせて、余計な傷も防げます。
私が実際にやっている洗車の流れは、次のとおりです。
① まずタイヤ・ホイールを洗う
最初に、専用ブラシとノータッチUVで、タイヤとホイールを洗います。足回りは一番汚れがひどい部分です。ここを先に片づけておくと、あとで車体を洗ったあとに足回りの汚れが跳ねて、せっかくきれいにしたボディを汚す、という失敗を防げます。
② 車体全体に水をかける
次に、車体全体にたっぷり水をかけます。これは、表面の砂やほこりを、こすらずに流し落とすため。この一手間が、あとで説明する「傷をつけない」ために、とても大事です。いきなりシャンプーでこすると、砂を引きずって傷になります。
③ スノーシャンプーで洗う(上から下へ)
カーシャンプー(スノーシャンプー)を泡立てて、シャンプーミットで洗っていきます。順番は、タイヤを洗ったあとは、屋根など上のほうから下へ進めます。上から下へ洗うと、汚れた水が下に流れていくので、効率的で、洗い残しも減ります。
④ 水でしっかり流す(雪国は車体の下も念入りに)
シャンプーを、水でしっかり洗い流します。ここで、雪国ならではのポイントをおつたえします。車体の下(下回り)を、念入りに水で流すことです。雪国では、道路にまかれた融雪剤(塩化カルシウムなど)が車体の下に付着し、放っておくとサビの原因になります。冬場を中心に、下回りをしっかり流す習慣をつけると、車が長持ちします。
⑤ ビギナーズラックで拭き取り
洗い終わったら、ビギナーズラックとタオルで水気を拭き取ります。濡れたまま放置すると水シミ(ウォータースポット)ができるので、乾く前に拭き上げるのがポイントです。
⑥ フクピカ、またはガラコで仕上げ
最後に、フクピカでボディをさっと仕上げ拭きしたり、ガラスにガラコを塗って撥水させたりして、終了です。ガラスが撥水すると、雨の日の視界がぐっと良くなり、運転もしやすくなります。
傷をつけないための、一番のコツ
結論:傷をつけない最大のコツは、「こすらず、シャンプーの粘度で滑らせて洗う」ことです。
洗車で車に傷がつく一番の原因は、表面の砂やほこりを、こすって引きずってしまうことです。だから私は、2つのことを意識しています。
ひとつは、洗う前にしっかり水をかけて、砂やほこりを流し落とすことです(手順②)。表面のザラザラを減らしてから洗えば、傷のリスクが下がります。
もうひとつが、シャンプーの粘度(とろみ)を活かして、滑らせるように洗うことです。ゴシゴシこするのではなく、たっぷりの泡とシャンプーのとろみで、ミットを滑らせるイメージです。泡が汚れを浮かせて、間のクッションになってくれるので、傷がつきにくい。カーシャンプーをケチらず、たっぷり使うのがコツです。
撥水を長持ちさせる「油膜剥がし」——重ねるだけではダメだった
結論:撥水コーティングは、重ねるだけでは効果が落ちます。半年に1回ほど、古い被膜を落とす「油膜剥がし」をすると、撥水がよみがえります。
自分で洗車をするようになって、知ったことがあります。それは、撥水コーティングは、ただ重ねて塗り続ければいいわけではないということです。古いコーティングの上に新しいものを重ねていくと、かえってムラになったり、撥水の効きが悪くなったりします。ときには、今ついているコーティングを、いったん研磨して落とす必要があると知りました。
そこで私は、半年に1回、ガラスの油膜剥がしをするようにしています。使っているのは、ガラスリムーバー(古い油膜やコーティングを落とす)と、ガラスポリッシュ(ガラスを磨く)。これでガラスをいったんリセットしてから、あらためて撥水剤(ガラコ)を塗り直します。
こうしてリセットしてから塗り直すと、撥水の効きが見違えます。雨の日に水がきれいに弾けて、視界がクリアになります。毎回の洗車とは別に、半年に1回このひと手間を加えるだけで、撥水の持ちと効きが、ぐっと良くなります。最初は「重ねればいい」と思っていた私にとって、これは大きな発見でした。
洗車の頻度と、ベストなタイミング
結論:頻度は1〜2か月に1回。そして「晴れた日の直射日光の下」は避けるのが正解です。
私の洗車の頻度は、1か月から2か月に1回くらい。あまり神経質にならず、汚れが気になってきたら、というペースです。
タイミングで気をつけているのは、晴天の、直射日光が強い日を避けること。意外に思うかもしれませんが、晴れた日の洗車は、実はおすすめできません。日差しが強いと、洗っているそばから水やシャンプーが乾いてしまい、水シミの原因になるからです。曇りの日や、日陰、朝夕の涼しい時間帯など、水がすぐ乾かない条件で洗うと、きれいに仕上がります。
まとめ|自分の洗車は、慣れれば楽しい愛車の時間
私が実際にやっている洗車のやり方を紹介してきました。最後に、要点を振り返ります。
- 洗う順番は「タイヤ(足回り)→水をかける→シャンプーで上から下へ→水で流す→拭き取り→撥水」。
- 傷をつけない最大のコツは、先に水で砂を流し、シャンプーの粘度で滑らせて洗うこと。
- 雪国では、下回りを念入りに水で流して、融雪剤によるサビを防ぐ。
- 頻度は1〜2か月に1回。晴天の直射日光下は避け、水が乾きにくい条件で洗う。
- 撥水は重ねるだけでは効果が落ちる。半年に1回、ガラスリムーバー・ポリッシュで油膜剥がしをすると、撥水がよみがえる。
道具さえそろえば、洗車は難しくありません。最初は少し手間に感じるかもしれませんが、慣れてくると、愛車と向き合える良い時間になります。傷や汚れに早く気づけるので、車を長くきれいに保つことにもつながります。ぜひ、自分の一台で試してみてください。
なお、洗車も含めて、私が中古で買ったヤリスクロスにかかっている維持費は、別の記事で実額を公開しています。車を持つとどれくらいお金がかかるのか気になる方は、あわせてどうぞ。
ヤリスクロスの維持費を実額で公開した記事はこちら



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